5月某日、人生で初めて四柱推命というものを受けてみたので、その感想をまとめてみました。
結論からいいますと…四柱推命、すごいです。
ここで、何がすごいの?と疑問に思う方は多いでしょう。
簡単にお伝えすると、四柱推命とは占いの一種で、生まれた月日からその人の運勢や特性が分かります。
占い、と聞くだけで「ふーん、あやしそう」と興味を無くしてしまう方もいるのでは。
そこでこの記事では、普段あまり占いに関わることのない著者が、生まれて初めてガッツリみてもらった結果と感想をお伝えします。
3分ほどで読める記事のため、どうぞサクッと目を通されてみてくださいね!
四柱推命ってなに?ベースとなる考え方
四柱推命は、中国発祥の伝統的な占術であり、個人の分析に用いられます。その人の生年月日や生まれた時間から、運勢や特性をみることが可能です。四柱推命で軸となる考え方として、「五行説」があります。五行説とは、自然エネルギーを5つの要素に分けた考え方です。
「木、火、土、金、水」に分けられた5つの要素は、それぞれが異なる特性や相性をもっています。例えば、金は水をうみ、水は木を育むなどプラスに働く反面。水は火を弱め、金は木を切るなどマイナスに働くなど相互作用があります。
また、四柱推命では生年月日から得た情報をもとに「年柱、月柱、日柱」など大きく3つの要素に分けて運勢を分析します。それぞれの柱に干支があてられており、干支とは、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせです。
- 十干(じっかん)は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
- 十二支(じゅうにし)は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
十干は、陰陽や五行の性質を表しています。
四柱推命は、性柱と干支の組み合わせによって個々の才能や運気などの分析が可能です。
なぜ四柱推命をうけてみようと思ったのか
四柱推命を受けたいと思った理由は、シンプルに「人生を楽しみたいから」です。
現状、残業もさほど多くなく給料もそれなりに貰えており、スタッフや周囲の人に恵まれているのですが、より良い人生にしたいという思いがいつも胸にありました。
第三者視点からみると、羨ましく感じる生き方かもしれません。が、「せっかく生きているのなら、自分を知って人生もっと楽しみたいよなぁ」という思いから、オフ会での口コミでとある鑑定師さんにお会いすることを決めたのがきっかけです。
決して安い金額ではないものの、今よりも少しだけ人生が良くなるのなら、「何事も経験!」と思い投資してみることとしました。
四柱推命から分かる自分の本質や特徴について
繰り返しになりますが、四柱推命では個人の性格や運勢が分かります。生年月日から、各柱や干支の組み合わせによって、どう生きるべきか分析可能です。
ここからは分析されてみて分かったことをお伝えします。
詳細は(恥ずかしいので笑)割愛しますが、どういった内容が分かるのかぜひご参考ください。
潜在意識と健在意識からみる本質と特徴について
それぞれの柱と干支の関係性を調べたところ、「潜在意識下は戌辰、壬戌、丙午」「健在意識下では食神、劫財、偏官、傷官など」でした。それぞれの分類が持つ特徴に関して、以下のようにまとめました。
潜在的 |
戌辰 | 目をひく、周囲の人を大切にする、世話焼き |
壬戌 | 勤勉、努力家、尽くしがち、誠実であろうとする、謙虚 | |
丙午 | 活発、行動的、夏の太陽、天真爛漫、黙っていれば穏やかそうに見える | |
健在的 |
食神 | 楽しいことが好き、楽観的、調子がいい、おおらか |
劫財 | 社交的、上昇志向、リーダーの器をもつ、戦略家 | |
偏官 | 行動力ある、運動好き、親分肌、せっかち | |
傷官 | 感受性強い、美意識あり、心や本質を見抜く、デリケート |
さっくりですが、大まかな特徴からみてみると、潜在的には「人のことが好きで、天真爛漫に行動する夏の太陽のような存在」と陽気な人間大好きマンでした。
健在的だと、「楽しいことが好きで、美しくないと感じることには塩対応。親分肌なのでリーダ気質があるもののせっかちなので暴走することも」と、闇の部分がみえていました。
確かに、子供の頃は天真爛漫でよく近場の山や川で冒険したり、夜遅くまで秘密基地をつくって親に捜索願いを出されたりしました。
成長して健在意識が強くなった今、天真爛漫さは消えて、見た目や状況、自分の感情にばかり注目してしまっている気がします。
鑑定結果より再確認した自らの本質について
四柱推命の鑑定をうけて本当に驚いたのは、分かるわかる!そうなのそうなの〜!と思う本質がドンピシャだったこと。あまりに多くの本質が当てはまっていたため、以下箇条書きで紹介させてください。
- 好奇心旺盛で活発、楽しい思うとやる気スイッチが入る
- 楽しい!と思ったことは、飽きるまでガッツリ続ける
- 執筆など、苦手分野でも一度依頼を受けたからには必ず完成させる
- 美意識からか美しいものが好きで、美しくないと思ったことには塩対応
- 人の本質を知りたいがデリケートかつ繊細なので、物かげから様子を伺いがち
- 理不尽な時には自分でも想像つかない攻撃性がでる(目には目をー!!)
うう…っと図星をつかれて、自分の中のとんでもねえ部分に気づきました笑
生年月日から、ここまで分かるものなのか…と正直震えたのを覚えています。
【運勢とは?】悩みや課題など今後どのように行動すべきか
四柱推命では、個々のもつ本質が分かるだけではなく、運勢も把握できます。ここでは、運勢がどう動いていくのか、鑑定によって分かったことをまとめました。
運勢は年や月によって変動する
人によって時期は異なりますが、どんな人にも修行が必要な時期であったり、飛躍する時期が必ず訪れます。
例えば、嫌なことがあった場合。「何やってもダメだ。だから自分はできないんだ」と思うのか、「今はこういう時期だから修行がいっぱいきてるんだな。よしよし、乗り越えるための対策をしよう」と思うのかで、後の結果は大きく変わります。
自分ではどうしようもならないことが、世の中にはありますよね。実は、四柱推命で運気の流れを把握しておくと、その「どうしようもならないこと」に対する解釈を変えることが可能です。
上手くいかないことばかり?自責の日々
2023年前半は、気持ちが沈んでしまったことが多々ありました。心を復活させる方法が分からないまま、ひたすら自責思考。その影響か、副業も思うように進まず、泣きながら作業する始末。
気持ちがしんどい一番の原因は、そう、結婚。周囲の人間がどんどん産休育休をとるなかで、ひたすら仕事に打ち込む自分の価値について悩んでいました。
「子供欲しい」
「でも仕事もしたい」
「もっと色々してみたい。でも年齢考えたら子供うめるリミットが…」
地獄の思考ループです。さらに、甲状腺で受診しているかかりつけの医師から
「35歳がリミットだから、ちゃんと考えてるの?もう時間ないんだよ?大丈夫なの?」
と厳しい意見?を受けて、泣きながら帰るということも笑
こういう時期って、なんでか分からないけれど色々重なりますよね。
鑑定によりみえた今後の課題とは
私の場合、今回の鑑定により2023年は修行が必要となる時期と分かりました。どおりで、1月しょっぱなから色々と上手くいかないことが続いたもんだと思います。自分が不安定な年のため、あれこれ考えるよりも人に相談することで道が開けやすいようです。
オフ会に参加したり多くの人と関わることで問題解決が早くなった経験があるため、とにかく人と会うことが重要!確かに、一人で悶々と悩んでいてもなかなか解決の糸口は見つかりませんよね。
恋愛に関しては、四柱推命からみた本質的には振り回される星ではないとのこと。実は、いま好きな人に振り回されている状況に少し疲弊していました。だからこんなに苦しかったのか、と少し彼との関係性を見直すきっかけに。
食神をもっているため、本来は「人生をめいっぱい楽しむ」ことで、道が開ける運勢なのに、振り回されたり自分を責めたり、楽しくないことばかりしていたんだなぁとハッとさせられました。鑑定を受けたことで、別視点から考えることができたことは大きな収穫です。
四柱推命は自己分析ツールとしておすすめ!
四柱推命は、占術のひとつであり、「どうせ占いでしょ?」と考える方がいるかもしれません。意見の一つとして尊重します。が、初めて鑑定を受けた感想としては、非常に満足度の高いものでした。受けてよかった!と心から思います。
運勢は変えられるという言葉がありますが、四柱推命を知っている運勢、知らない運勢、どちらも存在しうる未来です。どちらか選べるのだとしたら、私は四柱推命で、自らの本質や運勢を知った状態の未来を選択します。
知っている、ということは想像以上に強く、フル装備で人生というボスに立ち向かう状態です。なんせ知っているのですから、ボスの性質も特徴も、弱点も。四柱推命によって、自分の本質や生きにくさの原因が分かると、次のステージに進むための準備ができます。
もしも、受けるか悩んでいる方は、ぜひ信頼できる鑑定師さんのもとで一度ご依頼されてみることをおすすめします。受けてみて、思ったような結果が得られなくとも、大きな損にはならないためです。
こちらの記事が、少しでも参考になりましたら幸いです。